はじめまして、レジン作家のつきみと申します。
このブログでは作品への想いや、作家の日常などを主なテーマに書いていきたいと思います。
自己紹介
私は30代のママで、千葉県に住んでいます。
本業は臨床検査技師という医療職です。
臨床検査技師の仕事には、さまざまな分野があり、その中で私は病理検査の細胞診という業務を担当しております。
細胞診とは、患者の病変部から採取された検体をもとに標本を作製し、標本を観察し悪い細胞がないかみていく業務です。
病理検査へ進んだ理由
子どものころに、なぜか父がおもちゃの顕微鏡を買ってきたんです。
顕微鏡で物を拡大してみると違った世界がみえ、そのおもしろさにはまりました。
田んぼに浮いてる藻を搾り、搾り汁でプレパラートをつくっては、ラッパムシ、ミジンコ、ワムシなど図鑑で名前を調べながら夢中で観察していました。
今思えばそのころから、形態学や観察することが好きだったのだと思います。
観察することが好きなことは大人になっても変わらず。
観察力を生かして形態学が学べる病理検査の分野に進みました。
医療系レジンアクセサリー作りを始めたきっかけ
初めてレジンに触れたのは2013年頃のこと。
友人が貸してくれたレジンセットを触って楽しかったのがきっかけです。
透明なガラスのような樹脂に好きな物を封入しアクセサリーがあっという間に出来る。
「またいつかやってみたい」
とずっと思っていました。
ただ、そんな想いも日々の仕事の忙しさからいつしか忘れてしまうことに。
職場のストレスを抱えながら、気分転換に何かしたいと思いながらも、
「何をしよう…?」
ともんもんとした日々を過ごしていたある日。
いつもみている細胞をレジンで作れたら?身につけられたら?
「おもしろいかも!」
と閃いたんです。
試しにレジンで赤血球と血液標本を作製し、Twitterにあげたところ2万インプレッションもいく反響がありました!
「もしかして私以外にも細胞や白血球のグッズ欲しい人がたくさんいるのでは??」
と思い、試しに今度は白血球を作ったところ、それも反響がありました!
初めてオーダーメイドの依頼がきたことが作品販売のきっかけ
ある日、
「Twitterみました!それどこで売ってます?作れますか?」
というDMをいただきました。
もちろん依頼はすべてお受けして製作。
私にとって初めての作品をお客様に渡すときは、依頼どおり、そして期待どおりにできているかとても不安でした。
しかしながら、お客様から、
「バックにつけています!とても気に入りました!」
と写真といっしょにDMを頂き、とても嬉しくなりました。
このことをきっかけに、
「自分の作品に興味をもっともってもらいたい!」
「もっと沢山の人に届けたい!」
そう強く思い、2022年12月にBASEショップを立ち上げ、医療系レジンアクセサリー作品の販売を開始しました。
今後に向けて
BASEショップを立ち上げて、2023年6月で半年が経過しました。
ありがたいことに、つきみのケンサブの商品をたくさんの方にお届けできました。
これからも細胞や検査にまつわる医療グッズを作製していきたいと思います。
つきみのケンサブをこれからもよろしくお願いいたします。